5日目

起床

5時すぎに起床。
薄明かりの中、岬へ向かうと、モーター音が近づいてくる。
釣竿を担いた若者が原付を走らせ追い抜いていった。
車両進入禁止なのだが…
観光地のゴミのポイ捨てやマナー違反のほとんどの犯人は地元民だと小生は思っている。


オカン… 気持ちはわからぬでもないが、世の中にはできないこともあるんだ。



この手の他人さまの願いって言うのを拝見するのは面白いもんだ。
「将来はケーキ屋さんになりたいです」というかわいい願いから 「××が事故で死にますように」みたいなのまで難でもござれ。
願いとはなんなのか? ほとんどの人間はえまに願いを書いたぐらいでは かなわないと知りつつ書いていく。名前入りで。
ただで(労力やリスクを取らずに、えまに書いただけで)願いが叶えば儲け物、 程度なのだろうか。だとしたらそこに願いはない。


社越しのぼんやりとしない夕日。


イマイチすっきりしない空を跡に旅をすすめる。


伊豆ハイウェイ

伊豆ハイウェイ経由で芦ノ湖を目指す。
カーナビは海沿いを通ることを指示しているが、どうせ混むので天城街道を行く。
高度を上げて、気温は4度。
伊豆ハイウェイに乗り芦ノ湖方面へ。 こちらのコースは城ヶ崎方面のコースと違い、たくさんの展望スポットが設けられている。


休憩所の一つに、古い写真が掲げられていた。
昭和35年から運営されているそうだ。
伊豆というところは昔から、観光地として機能していたことをうかがわせる。

また、2輪通行禁止再検討中という資料も展示されている。 奥多摩と同じで事故が多いようだ。
バイク野郎をかばうわけではないが、小生は運転中、バイク野郎に嫌な思いをさせられたことはない (高速道路の珍争族はバイク野郎とは呼べない)。 したがって、珍走やDQNCARを規制してほしいものだ。
死亡以外は事故に関しても病気に関しても一切気にしないという、 人間の幸福を無視したこの国の態度に異常性を感じる。 生物として非常に不正直な規則だ。


展望スポットからは富士が望める。
ルート沿いの熊笹の隆起といい、ドライブルートとしてはなかなか。
外気温は2度。



芦ノ湖

伊豆スカイラインを降り、芦ノ湖に到着。 湖周辺を走ってみるが、有料駐車場のオンパレード。
湖畔の森林公園「やすらぎの森」の駐車場に止めてみたが、雑木林に囲まれていて、ほとんど展望はない。
本の一部、雑木林を切り開くだけで展望できるのだが、嫌がらせだろうか。

たしかに東京からの アクセスは良いが、それほどおすすめのスポットではない。


雑木林の隙間から、奇っ怪な船が覗いた。 そういえば「海賊船」と看板がでていたっけ。
海賊行為は国際法で禁止されているはずだが…
静岡県警は、車中泊者を無理やり叩き起こす前に、 堂々と海賊船と名乗っている怪異な船を取り締まって欲しいものである。
暴走族といい、海賊船といい、静岡県ではあからさまな「脱法者」は捕まらないのかもしれない。


帰着

海老名SAで食事(エビトマトラーメン850円 普通)を食し、帰着。
PM3時 気温11度 走行距離1194`。


旅の終りに

使いそこねた写真




























































































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